感想11 あなたはどっち?うさぎさんとかめさんの副業方法
タイトル:お金のなる木を育てなさい
著者:小林昌裕
やはりこういう話(お金の話)が好きで、こういう本ばかり借りてしまう。
これは図書館でリクエストした本で、ネットで著者へのインタビュー記事を見て、興味を持った。
著者は年収350万円の普通の会社員だったけど、上司の「お小遣いはなんとか3万円だ」という言葉を聞き、未来を心配し、色々な副業に手を出し始めた。
そして今では40部屋以上のオーナーだったり、お金の教室を開いていたりする、年収一億以上なのだからすごい。
かめさんタイプとうさぎさんタイプ
この本は、かめさんタイプとうさぎさんタイプの稼ぎ方があるよと紹介している。
それぞれ、地道にお金のなる苗に水をやって育てていくタイプ(すぐには芽は出ないけど稼げるタイプ)とお金のなる木に水をやって果物を収穫するタイプ(ウーバーイーツなどのすぐ始めれるタイプ)。
私は結果はすぐ出て欲しいけど、自分の体動かさなくても収入がある不労所得を目指しているのでよくばりだな( *´艸`)
さて、やはり自己投資は大事みたいで本の途中にアドビのイラストレーターやフォトショップの話が紹介されていた。
これらはサブスクリプション、月額6248円で使えるのだけど、「ひと昔前よりサブスクリプションになったからお手軽に使えるね」という趣旨の話をしていた。
私には月額6248円は高い。
気軽に始めようとは思えない金額で、私はケチなんだなぁって思った。
色々な副業
もともとこの本を読もうと思ったきっかけの一つは、10個以上の副業が書かれていると紹介されていたからだ。
ほんとうにその通りで、私が今まで知らなかった副業が何個かあった。
1.家具組み立て代行「くらしのマーケット」や「ANYTIMES」に登録することで、請け負うことができるそうです。
2.ドラマや映画のエキストラ「芸プロ☆ELT」や「古賀プロダクション」「クロキプロ」などで登録できるそうです。
ほかにも、結婚式出席代行、モーニングコール代行、墓参り代行、愚痴聞き代行、買い物代行など「ココナラ」で請け負いできるそうです。
副業を学ぶときに重視しなければならないのが、「再現性」。
「この方法なら自分でもできて、しっくりきて、再現性がある」とのこと。
正直この本だけでなく、ほかの本でも何度も聞いた話なのだけれど、身についてはいない(;'∀')
こうして読み込んでいくと、私が好きなタイプの投資、つまり不労所得についても書かれていた。
仮想通貨やソーシャルレンディング(融資型のクラウドファンディング)、デイトレードや不動産投資だ。
中でも不動産投資について面白いことが書かれていた。
自宅用マンションとして7500万で買ったマンションが2年後9000万で売れた。
この場合、5年以内の売買だと短期譲渡税が40%発生してしまうのだけど、自宅の場合は3000万までこれがなし、つまり1000万円の税金を納めなくていいよかったとのこと。
これはすごい!やはり法律を知っているというのは、かなり強い。
やはり不労所得で稼ごうと思ったら、かなりの勉強は必要だと感じさせられるエピソードだった。
よくある副業のお悩みについて
最後の章は、うさぎさん、かめさんの陥りやすい副業の悩みについてだ。
富豪かめ、うさぎと子かめ、子ウサギの会話形式で悩みと解決方法が紹介されている。
たとえば、会社が副業を禁止しているからできない!など、あるあるネタってやつですね。
実際どうなんだろう?公務員は法律で副業禁止になってるけど、それ以外なら少なくとも法律では禁止になってない。
私も調べたことがあるけど、ばれるのは住民税の支払いが会社の給与から引かれるからだ。
自分で確定申告を行えば(申込用紙に自分で納付にチェック)ばれないっていう話だった。
前に読んだ「金持ち父さん貧乏父さん」でも書いてあったけど、寄付の話が出ていた。内容はこうだ。
株で稼げるようになってきたが、それをポロっと話してしまってから金の無心や「成金だな」って嫌味を言われるようになってしまった。
これに対する答えが「寄付をしなさい」だ。
「金持ち父さん貧乏父さん」とは違い、寄付をすることで社会に還元しみんなが喜べるようになることで、免罪符になるという話だった。
これには疑問が残る。
というのは、私は昔ソフトバンクユーザーだったのだけど、その時孫社長が何億か寄付したというニュースを耳にした。
そしてこう思った。寄付するぐらいなら「使用料安くしろ!」と、ポケットマネーならでなくソフトバンクからの寄付なんだから、ユーザーに還元しろよと。
ちなみに「金持ち父さん貧乏父さん」では、寄付するとさらに大きなお金となって戻ってくると言ってた。
もうひとつ面白い話が載っていた。
株で一円も損したくないという話だ。
結論は損切りをしろということで、別に大したことじゃないのだけれど、たとえ話が面白い。
「宝くじが一つ500万円だったら買わないだろう?だが買ってしまったとして、発表の日に最初の数字があたってない人は手数料1000円で返品できますなら返品するだろう?それが損切りだ。」という話。
なかなか面白い話だと思ったけど、見返すとそうでもないかな?
でも印象に残ったので、書き残しておく。
あとがき(未来に向けて)
あとがきにも面白い情報が載っていたので、書いておく。
「日本の借金時計」と検索すると、日本の借金がリアルタイムで増えていくのがわかるよという話だ。
検索したらほんとにそういうページがあった。
ただ、サジェストに「日本の借金時計 嘘」と載っていたので、本当かどうかは怪しいけど、面白い。
あと、預金凍結についても書かれていた。
そういえば日本は戦後預金が凍結されたことがあった。
昭和21年のこと。初めて知ったのは、「M.I.Q.」という漫画。
そんなひどいことするなんて信じられないけど、実際にあったんだよねぇ。
今預金封鎖について調べたら、ヤフーファイナンスで面白い質問があった。
昭和21年に実施された「預金封鎖」の再来はあるのか?という質問。
回答者は十分ありえますよ!そのためにマイナンバーと証券口座も紐付けされていますし、預金口座も紐づけされれば実施されます!との回答。
陰謀論好きだから面白い。実際証券口座はマイナンバーとすでに紐づけされてる。
もし預金封鎖が起きてもいいように、自分自身の能力を高めていきたいところだね。
お金がなくても、お金を生み出すことができれば預金封鎖されても困らない。
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