感想10 ただめしを食べさせる店、でも黒字
タイトル:ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由
著者:小林せかい
未来食堂では、50分お店のお手伝いをしていただいた方に「ただめし券」を発行してます。
それは、持って帰ってもらってもいいし、お店の壁に貼ってもかまいません。
未来食堂では一食900円なので、妥当なところじゃないでしょうか?
この取り組みは色々メリットがあったようです。
1.原価は300円なので、300円で人を雇っていることになる。
(お金を渡していないので、雇用契約にはならないそうです。)
2.気づきがある。
お金の渡し方が丁寧だったり、思いもよらないところを掃除してくれたり、人に教えるにはどうしたらいいか、初めての人に入ってもらってるので、毎回緊張感をもって仕事に臨めたり、汚いところだと手伝いに入ってくれないので、いつも清潔にしたりなどなど。
逆にデメリットもあって。
ただめし券を毎回使う人がいる。店主の考えでは、本当に困っている人に使ってほしいそうです。
ちなみにお手伝いに来てくれる人は、興味本位だったり、飲食業の人だったり、お店を開こうとしている人だったりするそうです。
タイトルになってる、黒字の理由は今紹介した「ただめし券」や食材を余らせない、メニューは日替りメニューひとつだけなどとのこと。
おまけ